防衛省、福岡県の土砂崩れに人命救助の災害派遣

　陸自隊員60人派遣、UH-1による情報収集も

　防衛省・自衛隊は7月10日、福岡県久留米市田主丸町で発生した土砂崩れに伴う災害派遣要請を受けて、陸上自衛隊西部方面混成団（久留米）、第4高射特科大隊（久留米）、第5施設団（小郡）による約60人を現地へ派遣した。当日は九州地方を中心とした線状降水帯による大雨が発生し、福岡県・大分県などで大雨特別警報が発令された。
　この度、人命救助のために派遣した約60人のほかに、福岡県庁や田主丸町役場などへ連絡員（LO）を派遣したほか、情報収集活動として西部方面航空隊（高遊原）のUH-1が映像伝送を行い、第4飛行隊（目達原）のUH-1が航空偵察を行った。さらに現地部隊による情報収集を行っている。