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2023.07.11

WING

仙台国際空港、22年度は4期連続の赤字に

 航空需要回復もコロナ禍の悪化補いきれず

 仙台国際空港会社が発表した2022年度決算(2022年4月1日~2023年3月31日)は、売上高が32億5303万円(前期比9億6767万円増)、営業損失が3億5221万円(8億4795万円回復)、経常損失が3億4680万円(7億9802万円回復)、当期純損失が1億6201万円(9億2300万円回復)と、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う業績悪化によって、4期連続の赤字となった。
 仙台空港の22年度の旅客数は279万人になり、事業計画として想定していた334万人には届かなかったものの、前期よりも69.2%増、114万人増になり、コロナ禍前の19年度比では24.9%減、92万人減の水準まで回復。徐々に平常時への状態へ戻りつつあるとした。

※この記事の概要
 国内旅客は8割強まで回復、国際線も復便へ
 流動資産17億円、現預金額は12億円 
  23年度5期ぶり黒字転換へ、目標の旅客数維持
など