ドローン操縦違反、アルコール操縦等は一発アウト！

　自動車免許のような点数制、行政処分内容明らかに

　国土交通省航空局は無人航空機操縦者技能証明の行政処分に関する基準の制定（案）をまとめた。ドローンの操縦者免許ともいえる無人航空機操縦者技能証明だが、違反した場合の罰則についても、自動車運転免許のように点数制で処分内容が決まることが明らかになった。航空局としては、今年8月中旬以降、この行政処分に関する基準を定めた通達を公布・施行することを目指す考え。
　例えば、事故が発生した場合に危険防止措置を講じない、アルコールや薬物影響下で操縦した場合、さらには機体認証で指定された使用条件範囲を超えた特定の飛行を行った場合などのケースでは、いわゆる一発「免許取り消し」に当たる技能証明の効力取り消し処分となるほか、点数に応じて技能証明が一定期間（3カ月、6カ月、1年）停止となる「免停」に類する処分が下される見通しとなった。

※この記事の概要
・どんな違反行為でどのような処分が？
・処分の点数
・処分区分　　など