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2023.07.19

WING

DARPA、26年初頭にVTOL「Xプレーン」飛行試験

  VTOL無人機の運用システム概念設計9社を選出

 米国防高等研究計画局(DARPA)では、大型の機械式発射装置や着陸/回収装置なしに展開および回収することが可能な垂直離着陸(VTOL)無人航空機システムの初期運用システムおよび実証システムの概念設計を行う9社を選出した。DARPAは同プロジェクトについて、2026年初頭に「Xプレーン」の飛行試験を実施することを計画中だ。
 「ANCILLARY」(Advanced airCraft Infrastructure-Less Launch and RecoverY)と呼ばれるプログラムでは、最終的には軽量、大ペイロード、長期耐久性のVTOL無人Xプレーンに必要な革新的な機体構成と技術を飛行実証することを計画している。
  今回DARPAが選出した9社はエアロバイロメント、AVXエアクラフト、グリフォン・エアロスペース、Karem Aircraft、Leidos、メソッド・エアロノーティクス、ノースロップ・グラマン、パイアセキ・エアクラフト、そしてシコルスキー。

※この記事の概要
・DARPAの狙い、欲する機体は? など