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小型衛星群で航空交通を監視、欧州の「EURIALO」
テストシステム開発・構築で独企業と契約
ドイツ航空宇宙センター(DLR)は、航空交通監視システム「EURIALO宇宙システム」の構築を目指し、研究開発を進めている。このほど、欧州宇宙機関(ESA)が、ミュンヘンのスパイア・グローバル・ジャーマニー社との間で、テストシステムの開発および構築の契約を締結した。
このテストシステムは、地球低軌道上(LEO)の4基の小型衛星と地上セグメントで構成されるものだという。
「EURIALO」の目標は、国際的な航空交通の安全性を高めること。小型衛星は、すべての民間航空便を継続的かつグローバルレベルで監視するために使用する。
※画像=小型衛星群を使って航空交通監視システムを構築へ(提供:DLR)
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