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2023.07.28

WING

成田空港23年上期の旅客が前年の2.8倍に増加

 コロナ禍前の7割程度、外国人10倍超と急増

 

 成田国際空港会社(NAA)が発表した2023年暦年の上半期(2023年1月1日~6月30日)の空港運用状況は、全体の旅客数が前年同期比179%増の1463万7011人となり、コロナ禍前の2019年同期との比較では32%減となった。全体の発着数は32%増の9万8560回で、19年比では24%減だった。
 国際線については、旅客数が339%増の1113万9939人で、19年比では38%減となった。昨年10月から水際対策が段階的に見直され、4月には水際対策が撤廃されたことで、国際旅客がコロナ禍以降では初めて1000万人を超える水準になった。そのうち外国人旅客は953%増の721万8027人と大きく増加し、19年比では22%減とコロナ禍前の8割程度まで回復した。日本人旅客は300%増の237万8392人と大きく上回ったが、19年比では66%減とコロナ禍前の3割強程度の水準だった。通過客は23%増の154万3520人で、19年比が16%減となった。

 

※写真=外国人が力強く回復する成田空港

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