★サービス連合の新会長に櫻田あすか氏が就任

　ツーリズム産業の魅力向上とジェンダー平等に注力

　サービス・ツーリズム産業労働組合連合会（サービス連合）は7月18日に「第23回定期大会」を開催。任期満了に伴う役員改選を行い、10年間会長を務めた後藤常康氏に代わり、新たな会長に副会長を務めていた櫻田あすか氏（帝国ホテル労働組合）が就任した。櫻田新会長は7月31日に記者会見を行い、新執行部体制のもとで「コロナ禍を経て人手不足の問題が顕在化する中で改めて企業の経営陣や政府、業界団体に対し労働環境の向上を強く訴えていき、ツーリズム、ホテル・レジャー、航空貨物産業の魅力向上に努めていきたい」と述べるとともに「女性として会長に就任したことを契機としてジェンダー平等に向けた活動に改めて注力していきたい」と今後の活動に対する抱負を語った。

　人財への投資、労使間で強く認識
　定着率向上へ待遇改善と産業構造の改革を