HICityが全体竣工、11月にグランドオープンへ

　新エリアで医療研究・オフィス・宿泊施設開業

 羽田空港跡地第1ゾーン整備事業の大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」（HICity）は今年11月に、未オープンだったゾーンA・B・Cの開業を予定する。整備事業会社の羽田みらい開発では、6月30日に全体竣工したとして、新たなエリアでは医療などの研究施設やオフィス、宿泊施設などが開業し、グランドオープンを迎えることになる。
　HICityは延床面積約13万平方メートルを超え、研究開発施設や先端医療センター、イベントホール、宿泊施設、日本文化体験施設、飲食施設など多彩な施設が集積し、「まち」としての成長を目指す大型複合施設。2020年7月にはゾーンDからKまでの一部エリアを先行オープンしたが、未完成だったゾーンA・B・Cの整備を進め、6月30日には施設全体が竣工した。