ジョビー、加州で米空軍兵站輸送向けeVTOL生産開始へ

　特別耐空証明取得、量産試験機で飛行試験可能に

　トヨタ自動車やANAホールディングスらが出資するジョビー・アビエーションは、米カリフォルニア州マリーナのパイロット生産ラインで製造されたeVTOLの量産プロトタイプ機が、米連邦航空局（FAA）から特別耐空証明を取得したことを6月末に明らかにした。
　マリーナの生産ラインおよび機体は、戦略的パートナーであり出資者でもあるトヨタとの緊密に協力して構築・生産された。
　特別耐空証明を取得したことでこのプロトタイプ機は、飛行試験をスタートすることができるようになり、2024年にはエドワーズ空軍基地に移送して、最大131ドル相当の米空軍との同社のAgility Prime契約の一環として、納入される。この機体がジョビー・アビエーションによって顧客に納入する初めての機体となる。

※この記事の概要
・ジョビーのビバートCEOのコメント
・トヨタ・モーター・ノース・アメリカの小川哲夫社長兼CEOがジョビー取締役会に参加　　など