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2023.08.31

WING

ユーグレナ、宇宙空間でミドリムシ培養へ

 わずか175gの超小型細胞培養モジュール開発

 IDDK、高砂電気工業、そしてユーグレナの3社は共同で、宇宙空間向けの超小型細胞培養モジュールを開発した。その重量はわずか175グラム。サイズは103ミリ×57ミリ×27ミリと、超小型軽量の培養モジュールだ。
 開発したモジュールは、2025年にElevationSpace(エレベーションスペース)が展開する宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」に搭載し、高度200km~1000kmの低軌道へと打ち上げ、微細藻類ユーグレナの培養実験に使用する予定にあることを明かした。

※この記事の概要
・超小型培養モジュールはどんな特徴が?
・ISSではできない実験も可能な「ELS-100」など