記事検索はこちらで→
2023.09.05

WING

JAXA・三菱重、「XRISM」と「SLIM」打上げを9月7日に

 宇宙の歴史解明やピンポイント着陸技術確立

  宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は9月4日、X線分光撮像衛星(XRISM)と小型月着陸実証機(SLIM)を搭載したH-IIAロケット47号機の打上げ日を、9月7日に再設定したことを発表した。去る8月26日に打ち上げる予定だったが、射場周辺の天候や風の影響を考慮して打上げが延期されていた。新たな打上げ時刻は9月7日午前8時42分11秒(日本標準時)を予定しており、種子島宇宙センター大型ロケット発射場からロケットを打上げる。
 「XRISM」(X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission)は、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)の協力で、2018年に開始されたJAXA宇宙科学研究所の7番目のX線天文衛星計画だ。