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2023.09.13

WING

装備庁、プロ管対象装備品45品目と大幅増加

 極超音速誘導弾開発など11品目が追加へ

 

 防衛装備庁は2023年度8月時点のプロジェクト管理対象装備品についてまとめ、昨年3月以降新たに11品目を追加し、重点対象装備品が33品目、準重点対象装備品が12品目になったことを明かした。マネージャーや統合チームを置く重点対象装備品は、この5年ほど20品目程度で推移していたが、防衛力の抜本的な強化に向けた取組み元年となった今年度から大幅に品目を増やしたかたちとなった。
 極超音速誘導弾や、島嶼防衛用高速滑空弾(能力向上型)、HGV対処用誘導弾システム、トマホークなどを含む新たなプロジェクト管理対象装備品の11品目は、去る6月に選定され、8月には各取得戦略計画を策定した。中でも極超音速誘導弾は、マネージャーや統合チームを置かずに管理する準重点対象装備品となっていたが、重点的に管理を行う必要があると認められ、重点対象装備品へ繰り上がった。そのため、今年8月に選定した準重点対象装備品は昨年3月以降よりも1品目少ない12品目が引き続き選定された。

 

※表=取得プログラムの分析と評価概要(提供:防衛装備庁)

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