中国海軍艦艇が対馬海峡抜けて東シナ海へ

　防衛省・自衛隊は9月12日、中国海軍艦艇が日本海から長崎県対馬海峡を通過したことを確認した。このときの中国艦艇はジャンカイII級フリゲート（艦番号550）で、8月26日に対馬海峡を北東方向へ通過した艦艇と同一であることが分かった。
　この日の17時ごろ、長崎県対馬北東沖約130kmの海域で、南西方向へ進む中国海軍を確認した。その後中国艦艇は、13日にかけて当該艦艇が対馬海峡を通過して東シナ海へ航行したことが分かった。
　このとき警戒監視・情報収集を行ったのは、海上自衛隊第3ミサイル艇隊（佐世保）の「しらたか」と、第1航空群（鹿屋）のP-1哨戒機だった。

※写真＝対馬海峡を通過して東シナ海へ移動したジャンカイII級フリゲート（提供:統合幕僚監部）