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2023.09.19

WING

中国測量艦が鹿児島県沖で領海侵犯

 1時間40分近く領海内を航行

 防衛省・自衛隊は9月15日に、鹿児島県屋久島周辺で中国海軍のシュパン級測量艦(艦番号26)が日本領海へ侵入したのを確認した。海上自衛隊の第13護衛隊(佐世保)の「みくま」、第3ミサイル艇隊(佐世保)の「しらたか」、第1航空群(鹿屋)のP-1哨戒機が警戒監視・情報収集を行っていた。
 防衛省・自衛隊によると当日19時ごろ、屋久島南東沖の日本の接続水域を西方向へ進む同中国艦艇を確認。その後22時08分ごろには、鹿児島県口之島北東沖の日本領海へ入域したのを確認した。中国艦艇は直進して23時43分ごろに、口之島北沖から領海を出て、西方向へ航行した。

※図=シュパン級測量艦と航行図(提供:統合幕僚監部)