★スキポール空港、来夏以降の枠削減にIATA猛反発

　国際航空運送協会（IATA）のコンラッド・クリフォード副事務局長が9月13日、アムステルダム・スキポール空港の発着枠を検討するオランダ・スロット・コーディネーターが、2024年夏以降に同空港の発着枠を削減する方針を固めたことに、強い反発姿勢を露わにした。
　クリフォード副事務局長は「スキポール空港に就航する航空会社が2024年夏から発着枠を失うというニュースは、同空港の便数削減がもたらす影響に対する我々の最悪の懸念を裏付けるもの」とコメントしつつ、「就航都市が減り、選択肢が減ることによって、旅客は減少する。その結果、雇用が失われ、オランダに対する投資の減少に繋がっていくだろう」と警鐘を鳴らした。