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2023.09.20

WING

国内空クル部品市場、2035年に4527億円規模

 矢野経済研究所は9月11日、2035年までの日本国内の空飛ぶクルマ部品市場規模予測結果を明らかにした。それによれば、2035年の段階で4527億6000万円規模に達するとの予測結果を明らかにした。
 日本国内では「空飛ぶクルマ」という言葉がすっかり定着したeVTOLなどの先進エアモビリティ(AAM)。モルガン・スタンレーのレポートによれば、2040年には全世界で1兆ドルもの市場規模に達するとされた。
 この巨大な市場の取り込みを図らんと、日本はもちろん、世界各地で400社以上ものAAMメーカーが立ち上がり、開発競争を繰り広げている。数百社以上あるAAMメーカーだが、いずれは集約されるものとみられるが、日本としても勝ち残りをかけて社会実装を急ぐ。
 まずは2025年の「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」でのサービス開始を目指し、国産機メーカーにおける開発はもちろん、ルールづくりなど官民を挙げた取り組みが進んでいるところ。