伊藤忠テクノ、QuesTekと協業深化でMI事業拡充

　QuesTek Japan がICMD活用したコンサル業開始

　伊藤忠テクノソリューションズ（CTC）は、新規材料の開発や既存材料の特性向上などの技術を有する米国の QuesTekインターナショナルとの協業関係を強化する。これにより、マテリアルズ・インフォマティクス（MI）事業を拡充する方針だ。
　CTCとQuesTekは2020年に合弁会社QuesTek Japanを設立。QuesTek Japanは今回、QuesTekが開発した材料のモデリングや設計のシミュレーションのためのクラウド型材料開発プラットフォーム「ICMD（Integrated Computational Materials Design）」を活用した材料設計コンサルティングサービスを開始する。自動車産業やエネルギー、さらには航空宇宙、食品など様々な業界の企業に展開し、3年間で10億円の売上を目指す計画にあるとした。