〈～空の日特別寄稿～〉 「日本の空の表玄関」更に躍進する成田国際空港

成田国際空港長　十河久惠

　昨年10月以降の段階的な水際措置の見直しや今年4月の水際対策の撤廃を受け、成田国際空港では、復便や新規就航が相次ぎ、空港の中は国際色豊かな多くの人で賑わっています。ターミナルの中も、8月21日に成田市のうなぎの老舗「川豊」が第1ターミナルにオープン、9月1日には“日本”を味わえる飲食店フロア「JAPAN FOOD HALL」が第2ターミナルにオープンしました。
　空港の中を歩くたび、日々コロナ禍からの回復を実感しますが、データで見ても、7月の国際線旅客数は約225万人と、コロナ禍前の2019年7月の7割まで回復、特に外国人客数については約144万人と2019年同期比でも9割まで回復してきています。発着機数も1万8049機（2019年同期比約8割）にまで回復するなど、日本の空の表玄関たる成田国際空港の復活は目前となっています。