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RR、ハイブリッド電動航空機向けガスタービン燃焼試験成功
eVTOLやヘリ、防衛用途にも応用可能性
ロールス・ロイスは9月27日(現地時間)、ハイブリッド電動航空機向けに同社が開発を進めている新型の小型ガスタービンを使った初めての燃焼試験に成功したことを発表した。
同社によれば、燃焼試験に成功した小型ガスタービンエンジンは、新しい燃焼技術を用いて超低排出ガスとなるよう設計されているとのこと。今回の成果を通じて、軽量ターボ発電システムに統合されるコンパクトで出力密度の高いガスタービンの有効性を確認することができたとしている。
完成品となるターボ発電システムは、アーバンエアモビリティ(UAM)向け eVTOL やeSTOL (電動短距離離着陸機)、19 席までのコミューター機を含む、次世代モビリティ市場向けに開発されているもの。ヘリコプター、補助動力装置(APU)、防衛市場にも応用できる可能性があるという。
※写真=ハイブリッド電動航空機向けの新小型ガスタービンの初燃焼試験(提供:ロールス・ロイス)
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