★HIS、8月の旅行総取扱高は410億4000万円

　コロナ前の71%水準、海外旅行も7割超まで回復

　エイチ・アイ・エス（HIS）が発表した8月のグループ6社の旅行総取扱高は410億4000万円となった。新型コロナウイルス流行前の2019年同月比では28.9%減となった。このうち海外旅行の取扱高は340億300万円となり、コロナ禍前の71.6%水準まで回復した。国内旅行は62億9500万円となり、コロナ前の81.7%水準となった。訪日旅行の取扱高は70.0%減の7億4000万円となった。
　海外旅行はハワイ・ホノルルがコロナ前の76%まで回復。ファミリー層を中心に取扱高をけん引した。またMSCベリッシマのチャータークルーズを2回実施したことにより韓国・釜山の取扱高は19年比1.4倍の増加となった。