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2023.10.03

WING

GEF、成田第8貨物ビルのソーラー発電施設導入

 東京ガス出資のTGESが保守など、2MW規模に

 

 成田国際空港会社(NAA)と東京ガスが設立したGreen Energy Frontier(西本忠義社長、以下GEF)は、成田国際空港へ新設する第8貨物ビルへ2メガワット(MW)の太陽光発電設備導入に向けた取組みに着手した。GEFでは、2050年までに成田空港供給エネルギーの脱炭素化を目指し、2045年度末の180MW太陽光発電設備導入を目標に掲げる。この度の第8貨物ビルへの設備導入は、その取組みの第一弾となる。
 この太陽光発電設備については、設計・施工・保守管理を東京ガス100%出資の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(小西康弘社長、以下TGES)が担うとしており、ここで発電した電力をGEFがNAAへ供給することで太陽光発電による創エネを行う。GEFがTGESのノウハウを活用することで、成田空港内への太陽光発電設備導入を推進させ、世界に先駆けて「空港の脱炭素モデル」を構築し、脱炭素社会の実現へ貢献するとしている。

 

※図=第8貨物ビルの完成予想図(提供:GEF)

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