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2023.10.03

WING

エティハド、アブダビ-大阪線開設、初の関空直行便

 ネベスCEO、週7往復便へ増便視野

 

 エティハド航空が10月2日、アブダビ-大阪(関西)線を開設した。エティハド航空初の関西線となったことに加え、関西国際空港にとって初のアブダビ直行便となった。運航便数は週5往復便で、その機材は787-9型機(ビジネスクラス:28席、エコノミークラス:262席)を投入する。関西空港就航を機に来日したエティハド航空のアントノアルド・ネベス最高経営責任者(CEO)は、週7往復便に増便することを示唆した。
 運航初便となったアブダビ発のEY830便、関西空港発のEY831便ともに、およそ90%の搭乗率となった。
 ネベス最高経営責任者(CEO)は関西空港で開催した就航セレモニーにおいて、「アブダビと大阪が初めて直接的に結びつくことができたことを、心から嬉しく思う」と就航を喜びつつ、就航実現に尽力した関係者にあらためて謝意を表明。「新路線を開設する度に大きな期待を抱く。相互に文化的な繋がりが強固なものとなり、協力関係が深化する」との見解を示した。
 また、「お客様からアブダビ-関西線の開設を希望する強い要望を受けていた。大阪を訪問するお客様に、大阪の伝統、近代性を体験する機会を提供することが可能となるほか、大阪の食文化を楽しむことができる」とコメント。さらに、「アブダビを訪問して下さることにも大きな期待を抱いている。アブダビは大阪と同じように、歴史と近代性を兼ね備えた都市で、例えば多くの人々を魅了する砂丘、優れた建築物であるシェイク・ザイード・グランドモスク、そしてルーブルアブダビなどがある」と話し、双方向の交流拡大に期待を寄せた。

 

※写真=エティハド航空がアブダビ-関西線を開設

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