★観光庁、全国通訳案内士試験で出題ミス

　スペイン語筆記試験で、当該箇所は全員正解に

　観光庁は8月20日に実施した全国通訳案内士試験で出題ミスがあったと発表した。スペイン語の筆記試験の問題で正しい選択肢が存在しない設問があった。これを受けて当該設問の採点については受験者全員を正解として取り扱うこととした。
　全国通訳案内士試験は独立行政法人国際観光振興機構（JNTO）が試験事務を代行して実施しているもの。今回の試験ではスペイン語筆記試験の問題3において、正解の選択肢としていたスペイン語文について表記の誤りがあり、正解がないことが判明したもの。
　観光庁とJNTOは受験者に深くお詫びするとともに、問題の作成を含む試験事務についてはより慎重に取り扱い、再発防止に努めていくとした。