記事検索はこちらで→
2023.10.11

WING

鹿屋MQ-9が嘉手納へ期限なし移設、南西ISR強化

 活動地域へのアクセス容易に、活動時間が増大

 

 木原稔防衛大臣は10月11日の閣議後会見で、海上自衛隊鹿屋航空基地へ一時展開している米空軍のMQ-9について、次の展開先が沖縄県の嘉手納飛行場になることを説明した。当初予定通り、鹿屋への一時配備を1年間として、海空域での情報収集ニーズが高まっている南西地域周辺でのISR活動の一層の充実を図るためだとした。また嘉手納への配備には期限を定めずに展開する。MQ-9の騒音などの影響が限定的であることなどを踏まえ、日米で検討を行ったとしており、防衛省では配備による地元への影響を「できる限り最小限にするよう努力していく」と話した。

 

※写真=今後は嘉手納へ展開するMQ-9(提供:GA-ASI)

お試し価格で全文公開中