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2018.11.15

ウイングトラベル

ターキッシュ、1-9月主要事業利益10億ドル突破

総収益99億ドル、総旅客数12%増5800万人

 ターキッシュエアラインズは1-9月決算の主要事業利益が、燃料費の値上がりに関わらず、需要とユニットレベニューの増加により11億4900万ドルに達したと発表した。
 旅客と貨物の収益が大きく増加したことで、第3四半期(7-9月)総収益は約40億ドルとなり、1ー9月売上収益は前年同期比20%増の99億ドルに達した。これにより1-月の純利益は3倍に増加し、7億5500万ドルになった。
 1-9月の運航実績は、有償輸送率は3.2ポイント増の82%。総旅客数は12%増の約5800万人に上り、座席キロは6%増、有償旅客キロは10.3%増となった。国際航空運送協会(IATA)の1-9カ月のデータによると、世界の航空業界全体での総旅客数は6%増、有償旅客キロは7%増で、ターキッシュエアラインズはそれらを大きく上回っている。
 今回の好調な業績について、ターキッシュ エアラインズのM・イルケル・アイジュ取締役会・執行委員会会長は、「ここ数年、各地域や各分野で様々な状況に直面しながらも、粘り強く取り組んできたことが今回の着実な増益につながった。大規模投資を実施し、目覚ましい成長を遂げて数多くの実績を収め、世界の航空業界の一流企業としての地位を引き続き強化する。トルコを背負う誇りと責任を持つ一企業として、新本拠地のイスタンブール空港に移った後も現在の勢いはますます続くと確信している」と述べた。

 

※写真=ターキッシュ エアラインズのM・イルケル・アイジュ取締役会・執行委員会会長