WING
防衛省、防衛生産基盤強化に向けた基本方針策定
いわば防衛力そのもの、国産中心に取得を追及
防衛省は10月12日に、「装備品等の開発及び生産のための基盤の強化に関する基本的な方針」を策定し、防衛生産基盤強化法に基づく措置を適切に実施する。この基本方針では、防衛生産・技術基盤の維持・強化の方向性を示し、力強く持続可能な防衛産業を構築するとして各施策に取り組む構えだ。
防衛装備基盤の維持強化には、部品・構成品のプライム企業への納入等を担う多数のサプライヤーが存在しており、装備品などの安定的な製造等を確保するためにはプライム企業と同様に重要だとする考えを基本とし、基盤の維持・強化のための方策は、サプライヤーも含めた装備品等のサプライチェーン全体を対象としていくとした。
その上で、装備品などの新たな取得に当たっては、次の6点を中心に国産取得を追求していくとした。
※この記事の概要
・国産取得追求の6つの観点とは?
・装備移転で助成金、仕様調整など国が負担