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2023.10.27

ウイングトラベル

★中部空港上期、旅客数はコロナ前比62%水準

国際線回復鈍く32%、国内線は89%まで回復

 中部国際空港会社がまとめた2023年度上期(4-9月)の空港運営概況によれば、国際線・国内線をあわせた航空旅客数は対前年同期比69%増加した435万2781人だったことが明らかになった。これはコロナ前の2019年度上期の62%(38%減)水準だった。

 このうち国際線の旅客数は前年同期比588%増加した128万3813人に急増。新型コロナパンデミック影響が縮小し、回復が進んだものの、未だ中国路線の回復が遅れるなど尾を引いており、コロナ前の32%(68%減)に留まった。

 一方、国内線旅客数は前年同期比29%増と堅調な回復をみせ、コロナ前と比較しても89%(11%減)水準まで回復した。