★海外旅行復活へツーリズムEXPO出展目標上回る

高橋JATA会長、需要回復へ海外の期待に応える

　ツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西が開幕し、日本旅行業協会（JATA）、日本観光振興協会（JTTA）、日本政府観光局（JNTO）の主催3団体と大阪観光局が記者会見した。ツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西の実行委員長を務めるJATA高橋広行会長は、「目標の1245小間を大きく上回る1442小間が出展。参加企業・団体数は1275に上る。海外からは70カ国・地域が参加し、商談会の参加バイヤー数529人、参加セラー数は1037人、商談件数は5768件（事前マッチング数）に達したたことを公表した。来場者は15万人を予定する。

　高橋会長は目標の出展小間数を大きく上回ったことについて、「国内・海外出展者の日本の観光に懸ける期待の大きさと受け止めている。とくに今回、海外からインド、サウジアラビアが初めて出展するなどかなり多くの国が日本の海外旅行の復活に期待して出展いただいたことが大きな背景にある」との見解を示した。

　同時に「我々はこれを非常に大きなプレッシャーと受け止めており、日本の海外旅行、アウトバウンドを一刻も早く、回復させて、今回出展いただいたみなさまの期待に応えたい」と語った。

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