JR北海道日高線跡地でドローン開発や訓練場事業開始

　mmガード社、新冠判官館トンネル付近で事業展開

　JR北海道は10月31日、同社が展開するオープンイノベーションプログラム「JR 北海道廃線跡地活用イノベーションプログラム」の事業開始1号案件として、去る2021年に廃線となった日高線の跡地において、mmガード社がドローン開発フィールドおよび操縦実地訓練といった事業を開始することを発表した。
　mmガード社は、新冠の判官館トンネル付近（約1.16km）を活用し、ドローン操縦資格取得のための訓練スクールの運営、ドローン物流の実現に向けた長距離飛行訓練場の運営、各種点検用ドローンのAI「Drone View」の開発などを手掛ける計画だ。11月中にも事業を開始する。