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2023.11.12

WING

JALグループ23年度上期の国際線旅客約9割増

 国内は3割弱の増加、航空需要の回復顕著

 日本航空(JAL)グループの2023年度上半期(4~9月)の輸送実績は、国際線旅客数が前年同期比89.1%増の329万4389人で、需要を示すRPKが62.6%増の188億1749万7千人キロ、供給を示すASKが44.7%増の237億3856万5千座席キロ、利用率が79.3%だった。旅客を9割近くも伸ばしつつ、利用率が8割近くになり、顕著な旅客の回復が見られた。
 グループによる国内線の旅客数は27.8%増の1752万6682人で、RPKが26%増の133億224万人キロ、ASKが1.1%増の176億4022万9千座席キロ、利用率が75.4%となった。国際線よりも早くコロナ禍から回復した国内線は、旅客が3割近く増加し、利用率も8割に迫っており、堅調に推移した。