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2018.11.19

WING

防衛省、納入5機のオスプレイ、米国に置いて訓練

秋ごろから順次導入予定も施設整備できず

 防衛省は11月16日、陸上自衛隊のV-22オスプレイ導入に向けた教育訓練を米国で実施するよう、米側と調整していることを明らかにした。今年度にも陸自へ納入する予定だった5機を米国に置いて、パイロットや整備員の養成、練度維持・向上のための教育訓練を行いたい考えだ。
 陸自V-22オスプレイは当初、今年秋ごろから順次日本へ納入されることとなっていて、佐賀空港で施設整備を行った上で、同空港への配備を目指していた。しかし、空港と地元との間で防衛施設を造らないとする約束など、近隣住民からオスプレイ配備の強い反発があったため、配備計画に遅れが発生した。地元との協議を重ね今年8月、佐賀県知事から同空港への配備について、受入れが表明された。