SkyDrive、岡山MASCから空クルのプレ受注獲得

　岡山市や玉野市、瀬戸内地域で観光中心の航路検討

　SkyDriveは11月10日、一般社団法人MASC（本社：岡山県倉敷市）との間で、SkyDriveが開発中の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」（SD-05型）の購入予約（プレオーダー）に関する覚書を締結したことを発表した。
MASCは岡山を中心とした瀬戸内エリアでの実装を念頭に「SKYDRIVE」の購入予約に踏み切った。今後両社で瀬戸内地域における空飛ぶクルマの活用を本格化するべく、すでに検討が進められている岡山市や玉野市、瀬戸内海の島々を結ぶルートで観光を中心とした商業運航を目指し、具体的な航路検討を自治体および地元企業と連携して推進していく方針だ。
　SkyDrive は現在、3 名乗りの空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」の開発に取り組んでいる。2022 年4月には、型式証明審査の適用基準を国土交通省と合意し、型式証明取得を目指して開発を推進しているところ。

※写真＝11月10日に倉敷市にオープンした「くらしき空飛ぶクルマ展示場」で行われた調印式の様子（提供：SkyDrive）