ウイングトラベル
★旅工房23年度中間決算、売上高約3倍増の13.7億円
純損失1.4億円に圧縮、アドベンチャー出資で債務超過解消
旅工房が11月13日に発表した2024年6月期第2四半期(23年4〜9月)連結決算は売上高が前年同期比196.9%増の13億7100万円。営業損失が5億5100万円から1億5500万円に、経常損失が5億2500万円から1億6200万円に、当期純損失が5億9600万円から1億4600万円の赤字にそれぞれ圧縮した。水際措置の撤廃で主力事業の海外旅行の取り扱いが回復したことが業績に寄与した。また、第2四半期末の純資産において5億7800万円の債務超過となっていたが、10月末にアドベンチャーを割当先とする第三者割当により、30億円の資本が増加。これにより債務超過が解消。あわせて「継続企業の前提に関する注記」の記載も解消した。なお、同社は11月からアドベンチャーの連結子会社となったことにより、決算期を3月からアドベンチャーにあわせて6月に変更。これにより23年度は15カ月の決算となる。
海外旅行市場の回復で損益が改善
個人顧客の受付も回復、広告投下も再開