カンタスリンク、A220初号機が塗装ハンガーからロールアウト

　6機目のフライング・アート・シリーズに、年内に豪州到着

　カンタスグループ傘下のカンタスリンクが初めて運用するA220（VH-X4A）が、カナダのミラベルにあるエアバスの塗装工場から搬出された。約2週間に亘って塗装工場で作業を施したA220は、アボリジニ風の塗装が施され、カンタス航空のフライング・アート・シリーズの6機目となった。
　カンタス航空によれば、飛行試験を経て年内にもオーストラリアに到着する予定とのことで、同機はその後、ケベックからオーストラリアへフェリーされ、当初はメルボルンとキャンベラ間で運航する予定だ。カンタス航空としてはさらに6機のA220が2025年半ばまでに納入される予定にあるとのことで、グループが推進する豪州国内線機材更新プログラムの一環として、最終的に計29機のA220を導入する計画にあるとした。

※写真＝印象的な塗装のカンタスリンクのA220初号機（提供：カンタス航空）