成田活用協、財務・国交省へ圏央道など早期整備要望

　空港周辺道路の整備で国際的な飛躍へ

　成田空港活用協議会は、財務省および国土交通省などに対して首都圏中央連絡自動車道（圏央道）および北千葉道路の早期整備などに関する要望活動を行ったと発表した。要望書は今月21日に、千葉県議会首都圏中央連絡自動車道推進議員連盟および首都圏中央連絡自動車道建設促進県民会議と合同で関係各所へ提出した。
　要望によると、圏央道については成田空港や空港周辺地域と圏央道を接続する新たなインターチェンジの整備に向けて具体化が図られるよう必要な助言を行うよう求めたほか、袖ケ浦市に設置予定の（仮称）かずさインターチェンジの早期整備を図るよう求めた。さらに大栄JCTから松尾横芝IC間の開通見込みとして、2026（令和8）年度を確実に達成するよう求め、大栄JCTから国道296号インターチェンジ（仮称）間の開通を1年程度の前倒しを確実に達成するなどとしたほか、アクアラインの割引予算を引き続き確保するよう求めた。