★特別サポート必要な旅客、80％以上が満足

　IATA調査、より最適なサービスを追求

　国際航空運送協会（IATA）は、2023年世界旅客調査（GPS）の結果を発表した。このアンケート調査のなかで、障がいを抱えた旅客など、特別なサポートサービスを利用した旅客の満足度が80％に達したことが明らかになった。
　IATA副事務局長兼コーポレート・セクレタリーのコンラッド・クリフォード氏は2019年のIATA年次総会において、すべての旅行者が安全かつ信頼できる尊厳ある旅行を利用できるようにするコミットメントを採択したことに言及しつつ、「障がいのある旅客のニーズをサポートするために、我々が取り組むべきことはまだまだ残されているが、今回の調査結果は、採択したコミットメントに向けて前進していることを示していると考えている」と話すなど、航空業界の取り組みを評価した。