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2023.12.01

WING

東芝ESS、ドローンで風力発電ブレードの完全自動化技術評価完了

 来年2月までに完全自動点検完了目指す

 東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)は、四国風力発電の僧都(そうず)ウィンドシステム(愛媛県南宇和郡愛南町)において、ドローンによる15MW級風車の翼(ブレード)の完全自動点検に必要な技術評価を完了したことを発表した。
 点検用ドローンが飛行しながら、風車の位置や向き、ブレードの停止位置を自ら検出したほか、波や風で揺れる風車ブレードを自動追従し、画像を撮影する完全自動点検することができる技術を確立する目途が立ったとのこと。2024年2月までに完全自動点検完了を目指す。
 なお、これは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が助成するグリーンイノベーション基金事業「洋上風力発電の低コスト化」プロジェクトの一環だ。

※この記事の概要
 カーボンニュートラルの切り札、洋上風力発電
 保守・点検コスト低減、効率化が課題