★英政府、スロット配分制度改革に着手

　EU離脱で独自ルール、競争促進・生産性向上

　英運輸省は12月4日（現地時間）、空港発着枠配分制度改革協議を開始したことを発表した。この協議では、発着枠の管理および航空会社に対する発着枠配分方法の新たな手法を提案することが含まれるとしている。
協議する改革のなかでは、スロットのリース制限が含まれるとし、大手航空会社がスロットを独占するのではなく、一定期間後に使用されない場合には他の競合他社にスロットを割り当てることができる。
　これにより、新興または中小規模航空会社が有利なスロットを獲得する可能性が拡大する。さらに、新型コロナパンデミックのような危機発生時に、航空業界の回復力と効率性を高めることも目的だとした。