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小型月着陸実証機「SLIM」、1月20日に月着陸
誤差100mのピンポイント着陸技術を実証へ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月5日、今年9月7日に打ち上げた小型月着陸実証機(SLIM:Smart Lander for Investigating Moon)の月面着陸を、1月20日に設定した。当初、2024年1~2月の着陸予定としていたが、運用が順調に実施できているとして、具体的な日時を設定した。
JAXAによれば、12月25日には月周回軌道へ投入することができる見通しにあるほか、年明け1月中旬には着陸開始に向けて軌道調整をする。その上で、1月19日には着陸前軌道へと移行を完了させ、翌日の着陸に備える計画だ。
月への降下は1月20日午前0時00分頃(日本標準時)を予定しており、午前0時20分 頃に月面へと着陸することを目指す。