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2018.11.21

ウイングトラベル

国交省、航空従事者の飲酒基準を明確化へ

航空各社でバラバラな検査や基準、統一なるか

 国土交通省は11月20日に、「第1回航空従事者の飲酒基準に関する検討会」を開催した。これは日本の航空業界において飲酒に起因する不適切事案が相次いでいる状況から設置したもので、国交省航空局を事務局として、航空工学、航空機操縦、アルコール医学や航空医学の有識者を招聘している。
 第1回検討会では、日本や諸外国の運航乗務員の飲酒関連基準を参考にしての論点整理が行われ、現行の航空法ではアルコール基準値が明確ではないことから、数値基準を設けることでまとまった。