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2018.11.21

ウイングトラベル

日本でIR参入めざすGEG、7自治体にRFI提出

大阪や横浜など、プロポーザル参加意思表明

 日本へのIR参入をめざすギャラクシー・エンターテインメント・グループ(本社:香港/GEG)のフランシス・ルイ副会長が来日し、11月20日に都内ホテルで会見し、IR招致に前向きな大阪府市、横浜市、苫小牧市、長崎県、和歌山県、北海道、愛知県の7自治体に対し、RFI(Request For Information)に応じた情報提供を行ったことを明らかにした。RFIとは、RFP(Request For Proposal/提案依頼書)の前段階で、提供可能なサービスの概要や実績等について情報提供するもの。いわばギャラクシーはいずれの自治体がIR招致に手を挙げた場合でも、プロポーザルに参加する意思を表明した格好だ。

 

 ルイ副会長、日本のIR「ボトムアップで作る」
 差別化戦略は「補完的」、都市力アップに貢献

 フランシス・ルイGEGグループ副会長は会見で、「現在、IR招致を検討している自治体についての調査を継続している。IRが日本の地域経済にとってどのような貢献ができるかについては、都市の規模や立地などの要件によっても異なる。例えば大阪のような大都市と、和歌山のような地方都市とでは好みや規模も違う。それらを検討して提案したい」と述べ、既に7つの自治体に対してRFIを提出し、各自治体からの回答を受けて追加の情報提供を行ったことを明かした。

 

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 IRは脱ゲーミングで総合的エクスペリエンスに

 

※写真=フランシス・ルイGEGグループ副会長(中央)と、ギャラクシーエンターテインメントジャパンのテッド・チャン日本地区最高執行責任者(右)、岡部智日本地区総支配人(左)