ウイングトラベル
ラスベガス観光局、日本直行便復活をめざす
エンターテイメント、スポーツ、MICEなど多様性
ラスベガス観光局のマイケル・ゴールドスミス副局長とキャシー・トゥル・チーフ・マーケティング・オフィサーが来日し、日本市場拡大に向けて、日本からラスベガスへの直行便の復活をめざすことを明らかにした。シティ・エンターテイメントリゾート、グランドキャニオンなどアメリカ大自然の玄関口、スポーツツーリズムなど、ラスベガスの多様な魅力を日本市場に対して改めて訴求する。
2017年のラスベガスへの全米・海外からの訪問者数は4200万人。海外からの訪問者数は800万人で、うち日本からの訪問者数は23万人と、世界で3位、アジアのトップに位置している。ラスベガス市内だけで、14万8000室のホテル客室数を有し、今後も新たなホテルの建設が予定されている。
ゴールドスミス副局長は、ラスベガスの多様な魅力は、日本のあらゆる顧客層に対応するが、とくに、ミレニアル世代、ジュネレーションY世代を中心に、ファミリーや女子旅など、若い世代をターゲットとすることを強調した。
同副局長は、ラスベガスの新たな魅力として、スポーツツーリズムを挙げた。2017-18シーズンからNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)にベガス・ゴールデンナイツ)が誕生。メジャープロスポーツチームの誘致に成功した。
また、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の名門オークランド・レイダースのラスベガス移転が承認され、2019年または20年からラスベガス・レイダースとしてスタートすることを予定されている。
ラスベガス観光局では、4大メジャースポーツのうちアメリカンフットボールとアイスホッケーの2チームを擁することで、スポーツ観戦を中心としたスポーツ・ツーリズムをアピールする。
※写真=ラスベガス観光局のマイケル・ゴールドスミス副局長(左)とキャシー・トゥル・チーフ・マーケティング・オフィサー