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エミレーツ・グループ中間決算は増収減益
燃油費上昇や為替変動で減益、売上は10%増
エミレーツ・グループが発表した2018年度中間決算(2018年4月~9月)によると、グループ全体の売上高は前年同期比10%増の約148億米ドルとなり、最終利益は53%減の約2億9600万米ドルの減益となった。原油価格の大幅な上昇や特定の市場における不利な為替変動などが減益の要因としている。
エミレーツ航空単体では、売上高は10%増の約133億米ドル、最終利益は86%減の約6200万米ドルとなった。上半期(4~9月)の乗客数は3%増の3010万人で、ドバイを訪問した乗客数は9%増加した。
エミレーツ航空は上半期に8機のワイドボディ機を受領しており、3機のエアバスA380、5機のB777を受領した。さらに年度末までに5機の新しい機材が追加される予定。エミレーツ航空は長期的戦略として最新鋭のワイドボディ機に投資していく計画だ。