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2023.12.14

WING

佐賀空港、滑走路500m延伸で2500m化検討

 住民説明会やPI実施、延伸で東南アジア線開設の期待も

 佐賀県は九州佐賀空港の滑走路を500メートル延伸し、2500メートル化することを検討中だ。その延伸計画では現滑走路を東側に500メートル延伸する。その場合の概算事業費は約120億円と試算している。
 佐賀県は近隣住民向けの説明会を複数回開催しているほか、去る11月1日から12月15日まで、パブリックインボルブメントを実施して、広く意見を募っている。
 佐賀空港は1998年7月に開港した2000メートルの滑走路を有する空港だ。2012年以降、国際線の就航や羽田便の増便などにより、利用者数が拡大しており、2017年度には利用者数が建設時の需要予測73.7万人を突破するまでに至った。

※画像=滑走路を東側へ500メートル延伸する案が有力だ(出典:佐賀県資料)