米海軍省、戦略評価室を新設

　現下の即応体制強化と近代化両立へ分析・提言

　米海軍のカルロス・デル・トロ長官は12月11日（現地時間）、海軍省戦略評価室（DON OSA：Department of the Navy Office of Strategic Assessment）を新設することを発表した。デル・トロ長官は、カーラ・ラポワント博士を初代戦略評価室長に任命したことを明かした。
　この戦略評価室では各種データ評価・分析を行うほか、長官に対して提言することで、米海軍の足下の即応体制の強化と将来の近代化を両立するための選択を促すことになるとし、急速に台頭するさまざまな脅威に対する米海軍の競争優位性を強化することが狙いだ。