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2023.12.18

WING

北朝鮮が深夜と朝に弾道ミサイル発射

 防衛省、推定で朝の発射ICBM級、73分飛翔

 防衛省は、北朝鮮が17日深夜と18日朝に弾道ミサイルを発射したと発表した。17日は22時37分ごろに北朝鮮西岸付近から東方向へ発射し、約400キロ飛翔して日本の排他的経済水域外へ落下した。一方、18日には午前8時24分ごろに平壌近郊からICBM級の弾道ミサイルが発射されたとし、約73分飛翔して9時37分ごろに、北海道奥尻島北西沖約250キロの日本海(日本EEZ外)へ落下したと推定した。ICBM級の飛翔距離は約1000キロで、最高高度は約6000キロを超える推定だとした。
 日本政府では、落下地点付近を航行する航空機や船舶へ情報提供を行い、現時点で被害報告等の情報が確認されていないとした。また政府では、これまでの弾道ミサイルなどの度重なる発射も含め、北朝鮮に対して一連の行動が、日本や地域および国際社会の平和と安全を脅かすものであり、関連する安保理決議違反だとして、日本として北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難した。

※図=18日に発射したICBM級の飛翔イメージ(提供:防衛省)