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2018.11.22

WING

国交省、12月から羽田機能強化5巡目住民説明会

新経路開始までのプロセスや落下物対策進捗など公表

 国土交通省は今年12月から、羽田空港の機能強化に向けて、5巡目となる住民説明会を開催する。
 今回の住民説明会では、これまでの住民説明会に寄せられた意見を踏まえ、新飛行経路運用開始までのプロセス(検査飛行、制限表面の設定等)、新飛行経路の側方地点や到着経路に挟まれた場所における騒音イメージ、落下物対策総合パッケージの進捗(落下物防止対策基準の策定、機体チェック強化、補償などの充実など)、さらには主要地点における航空機の見え方、そして出発経路上の航空機が通過する幅のシミュレーション結果などを、あらたに提供する。
 なお、国土交通省では、羽田空港の飛行経路見直しなどによる機能強化について、これまで4巡に亘る住民説明会を開催してきた。さらには特設ホームページやニュースレターの作成、特設電話窓口などを通じて、関係自治体の協力で住民への情報提供に取り組んできていた。