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2023.12.18

WING

JAL、20年ぶり新フラッグシップA350-1000へ刷新

 戦略面で重要な機材、3路線目の就航地は欧州か

 日本航空(JAL)は既報のとおり12月15日、国際線長距離路線へ投入する新機材のA350-1000がフランス・トゥールーズから羽田空港へ到着した。JALにとってフラッグシップとなる航空機の刷新はおよそ20年ぶり。到着後に行われた社内セレモニーで赤坂祐二社長は、フラッグシップの更新は「社員にとってもまたとない機会」だとし、さらに「ぜひA350-1000を長く運航できるよう、さらに良い飛行機へ育てていってほしい」と呼びかけて、JALにとって新たな象徴となる航空機到着の喜びを分かち合った。
 当日午前10時26分にJALのA350-1000は羽田空港へ着陸した。大型の機体サイズに対して、ランディングはA320や737と同程度の静かな到着であり、航海したメディアへ優れた機体の静粛性を披露した。集まったJAL社員は温かい拍手でハンガー内へ迎え入れた。

※写真=ハンガーへの格納作業を見守る赤坂社長