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JAL、多数のオーバーブッキングで調整つかず欠航
20席分の座席が不足、JAL「精度向上を図る」
日本航空(JAL)は11月21日、同日運航予定だった羽田発福岡空港行きのJL335便(羽田19時45分→福岡21時45分)が、多数のオーバーブッキングのために欠航したことを発表した。
JALは同便に搭乗予定の旅客に対して、自主的な便の変更などを呼びかけたものの、調整に時間を要したことで出発が遅れ、福岡空港の運用時間に間に合わないことが分かり、最終的に欠航することになった。
JALによると、欠航したJL335便の運航機材は777-200型機。オーバーブッキングで不足した座席数は20席分だった。JAL側の呼びかけに応じて、段階的に20名の旅客が便の変更に応じたものの、前述したように、福岡空港の運用時間に間に合わないことが分かり欠航した。ちなみに、福岡空港における定期便の運用時間は午前7時から午後10時まで。
なお、JAL広報部は「今後精度を高めていきたい」としており、「今回の事案を検証して、改善に繋げていきたい」としている。