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ANA、「Tastes of JAPAN by ANA 」で中国・四国地域の魅力を発信
豪雨被害の復興支援、機内食等で地域特産品を堪能可能に
全日本空輸(ANA)は11月21日に、「Tastes of JAPAN by ANA -Explore the regions-CHUGOKU SHIKOKU」の記者発表会を行い、2018年12月から2019年5月までの6ヵ月間で取り上げる「中国・四国」地域の特産品を使用した機内・ラウンジで提供する食事や酒等を振る舞ったほか、第6回機内食総選挙の結果発表も行った。
記者発表会では、冒頭でANA上席執行役員 営業センター長の宮川純一郎氏が挨拶し「今年7月に西日本豪雨災害を受けており、これまでANAも様々な形で地域の支援活動、観光・経済復興を行ってきたが、「中国・四国」地域を対象にするということで、その動きをさらに加速させ、さらにその振興に弾みを付けることができるように之から努力を重ねていく」と述べた。ANA中四国支社長 丹羽明夫氏は「この取り組みで各エリアの地域資源をANAグループのお客様との接点を通じて発信し、各地の地方創生へ貢献したい」と述べるとともに、本企画の概要を説明した。
また今回機内食総選挙等各種コンテンツが強化して点について記者からのの質問に対し宮川氏は「「Tastes of JAPAN by ANA 」第1弾は地域の情報発信が中心であったが、それではもったいない。第2弾ではANAグループの様々な事業を繋げてANAグループとしてできることをやって行こうとなっており、既に北海道、九州とやってきた中で様々な反省点や改善点を活かしてきていることや中国・四国となると対象県が多いのもある」と理由を述べた。また豪雨災害等があった中国・四国地域への旅行需要の回復については、「豪雨直後は前年比70%台まで落ち込んだが、11月20日現在では、ほぼ前年並みまで回復している。主催旅行商品については、今のところ第4四半期は逆に2桁ほどの伸びを見せている。これにはもちろん国の予算30億円程度が投入されたことによる割引運賃を出したということもあるが、独自の施策等も功を奏したかと思う」と述べている。
※写真=冒頭であいさつするANA上席執行役員 営業センター長の宮川純一郎氏
※写真=選ばれたご当地カレーを試食し、その出来に舌鼓を打つ各県からの来賓
※写真=国内線プレミアムクラスの機内食を地域有名店に監修を依頼した。2018年12月から2019年2月までは山口県「春帆楼」が監修する
※写真=同じく2019年3月から5月までは、愛媛県の「栴檀」が監修